コロナ禍において密をさける。乗馬は密を避けられるスポーツなのか?

コロナ禍において密をさける。乗馬は密を避けられるスポーツなのか?
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乗馬の勧めの中の人

父親が乗馬の仕事をしていた関係で2歳から乗馬を開始。 大学では強豪と言われる馬術部に所属していた。 乗馬歴21年ほど。 インターハイ、国体、全日本に出場 初心者やこれから始める人にフォーカスを当てた記事を執筆

コロナウィルスの脅威にさらされている昨今。

多くの人がWithコロナでいかにスポーツを楽しめるか?ということを考えていると思う。

本日は一般的に言われている感染防止策「3密」に乗馬を当てはめて紹介する。

 

コロナ禍で乗馬を始めようと思っている人の参考になれば幸いだ。

 

それぞれの密に対して乗馬以外のスポーツを記載しているが、あくまで例であって

そのスポーツを非難しているわけではないのでご了承いただきたい。

密閉

換気の悪い密閉空間はウィルス蔓延に繋がる。

換気の悪いスポーツの代表として挙げられうのが、バトミントン・卓球など室内スポーツだ。

風の動きに大きく左右されるスポーツであるため、換気により空気の流動があると試合結果に大きく差が出てしまう。

 

では乗馬はどうだろう?

乗馬は基本的に全て屋外で行われる。

雨天などで使用するインドア施設に関しても屋内ではあるが換気が可能で、騎乗に対して一切の影響がでない。

 

また馬を管理している馬小屋も湿度を下げる目的の為、しっかりと換気をしている。

そのような事から密閉とは無縁のスポーツだ。

 

密集

多くの人が集まるスポーツといえばサッカー、バスケットボール、などが挙げられる。

団体スポーツとしてチーム活動による達成感、連携による楽しさなどが醍醐味ではあるが

感染症対策の密集という点では乗馬に負ける。

 

乗馬は基本的にソーシャルディスタンス内にいるのは自分と馬だけ。

指導者やほかの騎乗者が多く密集することはない。

 

また騎乗後も他の乗馬仲間と適度な距離を保てば、そこは屋外。

比較的密集を防ぎやすい環境下というのも好材料として考えられる。

 

密接

密接するスポーツとして挙げられるのは、柔道やボクシング、空手や剣道など

対人スポーツだろう。

 

人間同士が対峙した緊張感と、相手を打ち破った快感は素晴らしいものだ。

しかし密接下における相互の口などからの飛沫が、感染症対策として

良くないという事は想像できるだろう。

 

乗馬における密接する相手は「馬」だ。

あなたの一番近くで、あなたの指示通りに動いている馬にもし

コロナウィルスが付着していたら危険性があるかもしれないが

世界的に馬からの感染は報告されていない。

 

騎乗していない時に人間同士が気を付ければほぼ密接は無いだろう。

まとめ

これまで書いたように乗馬は3密という感染対策上すぐれた性質を持ったスポーツである。

習い事として習うだけでなく、気軽に気分転換という意味で近場の乗馬クラブを訪れたり、

体験乗馬が可能な観光地に足を運ぶなども良いかもしれない。

 

より多くの人々が、乗馬を通してコロナ禍におけるリフレッシュの時間を手に入れて

もらえれば私も嬉しいと感じている。

 

今回は乗馬は密を避けられるのか?という事についての考察だった。

他にも多くの記事を書いているので見てみてほしい。