乗馬の勧めの中の人
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筆者が乗馬初心者の人と話すと「今までに何鞍騎乗した」という話を聞かされる事がある。
正直そんな話は無用なので流して聞いているが、
始めたばかりの人がちょっと先輩の人に「私は何鞍だから~」と自慢されると思うと
可哀想になってくるので本日はそのことについて紹介させていただこうと思う。
大丈夫「何鞍乗った」と自慢している人ほど乗れない奴が多いから
鞍数は確かに重要だが、それが指標ではない
筆者もこのブログで、何回馬に乗ったかが上達のポイントと言ってきたがその話と、初心者の人が言う「騎乗回数」は話が違う。
多くの初心者は乗馬クラブの騎乗チケットなどのシステムから何回乗ったかなどと把握している
のかもしれないが、一回の内容はどうだろうか?
ただまたがっただけの一回と、しっかりと自分で試行錯誤した一回では上達に大きな違いが
出てくるのである。
しかも乗馬という物はスポーツであるため、本人の運動神経や取り組む姿勢、センスに指導者の指導力が掛け合わさり
いくらでもスピーディーに上達することがある。
20年以上乗馬をしてきた筆者だと、国体出場前後ではモチベーションが圧倒的違い、一気に上達したと感じている。
やはり国体で全国のライバルと対戦すれば、モチベーションが上がるのだ。
初心者のひとであれば、100鞍乗ったからと自慢をしていないで
謙虚に上達のヒントを探してみてほしい。
人と競わないで馬と対峙しろ
人に何鞍乗ったかという事を自慢する人は、内心認めてほしいもしくは優位に立ちたいという気持ちの中で
その話をしているのだろう。
しかし私たちのスポーツは、相手が馬。人間と対峙しているわけではない。
従順なベテランホースに100鞍乗るより、100鞍違う馬に乗った人の方が圧倒的に経験値が違うのは想像できるはずである。
この馬はどういう動きをするのか。
どんな癖があるのか。
そういった事をしっかり考えて日々の乗馬に取り組めば、必ず上達の糸口は見えてくるのである。
自慢話をしている暇があったら、馬の話を聞け!である。
まとめ
もしあなたが騎乗回数の自慢話をしているなら、恥ずかしいから即やめるべきだし、
その話を聞かされているなら、無視していい。
この騎乗回数の問題は全くもって不毛な議論なのである。
最高のパフォーマンスを発揮できるように、馬と会話をする。
「私は馬と話せる」くらいぶっ飛んだ話が出来るほうがよほど
自慢話になるはずだ。
ぜひ参考にしてみてほしい。
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