どこで習う?乗馬のスクールは色々

どこで習う?乗馬のスクールは色々
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乗馬の勧めの中の人

父親が乗馬の仕事をしていた関係で2歳から乗馬を開始。 大学では強豪と言われる馬術部に所属していた。 乗馬歴21年ほど。 インターハイ、国体、全日本に出場 初心者やこれから始める人にフォーカスを当てた記事を執筆

乗馬を習うとなると皆さんはどこで習う事をイメージするだろうか?ほとんどの皆さんは乗馬クラブをイメージするだろう。しかし乗馬が出来るのは乗馬クラブだけではない。今回の記事は全国で乗馬が出来る施設の種類を紹介しようと思う。

それぞれにかかる費用の詳細は別記事に記載するので今回はその種類を知ってほしい。

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乗馬クラブ

日本全国に点在する乗馬クラブは乗馬を練習する上で一番身近な場所である。乗馬クラブといっても実はいくつか種類がある事をご存知だろうか?

まず一番数が多いのはヨーロピアンスタイルの乗馬クラブだ。皆さんが想像する障害物を飛んだり、綺麗な演技をしたりするあの乗馬をする場所である。全国にある乗馬クラブはほとんどこのスタイルで、学生のインターハイ、国体もすべてこのヨーロピアンスタイルの乗馬で行われている。

次にあげられるのはウェスタンスタイルの乗馬クラブだ。いわゆるカウボーイのスタイルで乗馬をする乗馬クラブで、全国的にも数が少ない。行われている競技もロールバック、スライディングストップなど、なかなかお目にかかれない競技をしている。

次に紹介するのは観光乗馬クラブだ。会員を募り大きな試合出場などを目的とするのではなく、観光地などに隣接し海岸沿いを馬に乗って歩いたり、山の中を散策したり、体験乗馬などに力を入れている乗馬クラブである。(もちろん会員を募ってレッスンをしている場所もある)

学生・社会人の部活

高校、大学、企業には馬術部を持っているところがあり、この部活に所属しチームの一員として乗馬を習う人もかなりの数がいる。

部活で乗馬をする場合の活動場所は大きく分けて2種類。1つ目はその部活が所有する厩舎にて自分達で馬の世話をし乗馬をする所だ。2つ目は乗馬クラブなどにチームで所属し、一般会員と一緒に乗馬を習う所だ。

高校大学の部活の場合体育会系の雰囲気が強く、先輩後輩という立場で協力しチームを勝利へ導く。サッカーなどとは違いチームプレーではないが、個人戦のポイントの合計で団体戦を行う。スキーのジャンプや、体操の団体戦をイメージしてもらえば分かりやすい。

社会人の部活も同じように試合があるが、学生の部活よりサークルに近い雰囲気で行われていることが多い。部署の垣根を超えてみんなで乗馬を楽しみましょうといった雰囲気で入部できることが多い。

日本中央競馬会が運営する乗馬センター

全国にある競馬場には乗馬センターという施設が併設されている。普段は誘導馬やポニー、馬車馬など競馬開催時に場内で仕事をする馬の管理をしているのだが、ここでは乗馬のスクールも行なっている。

小中高生を対象とした「スポーツ少年団」と大人を対象とした「一般練習生」だ。

この乗馬センターは馬事普及と地域貢献を目的として競馬会が主催し、練習を行う。乗馬クラブや部活との違いは、ほぼ費用がかからないという事が挙げられる。これは競馬会が馬事普及と地域貢献を目的としているためほぼボランティア料金で運営してくれているのだ。しかしデメリットもあり、試合に出場する事を目的としていないので競技としての乗馬を考えている人にとっては物足りないものになっている。

体験乗馬

本格的に始めるのではなく、何度か馬にまたがってみて自分が楽しめるか考えたいという人は体験乗馬がオススメだ。

馬にまたがる経験ができる場所をいくつか挙げると

  • 自治体が運営するポニーランドなど
  • 動物園や観光牧場などの体験乗馬
  • 各乗馬クラブのビジター利用(都度支払い会員)
  • 競馬開催時の競馬場

などがある。この他にも色々な所で馬にまたがる経験は可能だ。特に子供に乗馬を習わせたい場合は何度か馬にまたがる経験をさせて、この子が興味を持つか確認してから各スクールに入った方が良いだろう。

まとめ

今回はどこで乗馬を習う事が出来るか?体験できるかという事を紹介した。自分の住まいの近くにはどのような環境があるかぜひ調べてみてほしい。今後も各スクールの詳しい事を書いていこうと思うので興味がある方は是非ブックマークしていただけたら幸いだ。

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