乗馬の勧めの中の人
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皆さんがイメージする乗馬って
- 上品
- セレブ
- お金がかかる
そう思っていないだろうか?実はそうとは限らない。セレブじゃなくても楽しめる乗馬について書こうと思う。
上品?いいえそんな事ありません
クラブハウスで紅茶を飲んで、馬の準備ができたら颯爽とまたがり練習後は手入れを人に任せて談笑する。
そんな乗馬をしている人は日本全国見渡しても皆無である。
少女漫画の王子様だけの特権で一般人にはまずありえない。(少女漫画は乗馬選手を描いているのではなく、王子様を描いている)
確かに王子様ばりお金をかければ人に任せて上げ膳据膳ができるが、果たしてそれが正解かといったら違う。
乗馬の醍醐味は日頃から世話をし、食事から馬糞の世話までしている馬にまたがり一緒にスポーツを成し遂げるとこにある。馬の管理8割乗り2割と言ってもいいくらい世話をする。
その世話が上品ではないのだ。
動物園の飼育員と言ってもいいくら汚れる。白馬の王子様というが、白馬ほど厄介な毛色はない。基本的に馬は綺麗好きだが、狭い馬小屋で糞尿をし、そこで寝っ転がると白馬の馬体には糞尿の色が染み付く。それをせっせと洗い流し、ブラシをかける。また人間の次に大汗かきと言われる馬を丸洗いするのは車の洗車より大変だし、かなり汚れる。ハエはいつもまとわりつくし、馬小屋にはゴキブリも現れる。
もう上品のかけらもない。
最初に書いた王子様的乗馬をしたければそれだけお金をかければ良い。
ただ本当に王子様的金額がかかるし、楽しくないと思う。
世話も含めて楽しむスポーツそれが乗馬だ。
セレブだけのスポーツ?いいえそんな事ありません
セレブだけが乗馬クラブに集まって世話も含めて楽しんでいるんでしょ?という考えもあるだろう。しかし全国を見渡すとセレブではない人の方が圧倒的に多い。例えるとジュニア世代にはポニーランド等の体験乗馬、全国競馬場の少年団。高校大学生は部活。大人は体験乗馬や全国競馬場の乗馬センター。障害者はホースセラピー。セレブが集まりそうな乗馬クラブだって、今のご時世高額な会費など取っていない。習い事の一つとして考えたら普通の金額だ。
ほぼ無料の場所だって沢山ある。
お金がかかる?いいえそんな事ありません
どんなスポーツでもお金をかけようと思えばいくらでもかけられる。身近なスポーツ野球だって、最高級の道具を揃えて、ユニフォームを作り練習場を借りて、遠征を繰り返せば途轍もない金額がかかる。乗馬も全く一緒だ。
馬を買って、馬房に預け、道具を揃えて、遠征を繰り返すなんてことをやっている人はそう沢山いるわけではない。
では何が必要になるのか?
- 乗馬ズボン
- ゴム長靴(チョウカ)
- 軍手
とりあえずこれだけあればスタートできる。トータルで2万円かからない。ヘルメットもあれば良いが、なくても大丈夫だ。
なぜそれだけの道具でスタートできるかというと、ほとんどの乗馬施設では道具と馬を揃えている。
乗馬に必要なのは
- 馬
- ハミ、手綱、鞍、馬用プロテクター
- ヘルメット、乗馬ズボン、長靴、手袋
とりあえずこれだけあれば馬に乗れる。そのほとんどを借りることが出来るのだ。
しばらくの間は道具代など全くかからない。仮にステップアップするとしても自馬を買うようになるまでは大金はかからないだろう。
まとめ
あなたがもし乗馬を始めるならセレブである必要はない。セレブ的乗馬を目指すならまずはセレブになるべきだが、普通の乗馬をするなら馬が好きな気持ちとスクールの門を叩く気持ち一つがあればそれで良い。
ちなみに私は超絶一般人でサラリーマンの父と専業主婦の母の元で育った。王子様でも何でもない。
今後の記事ではセレブ乗馬ではなく、一般人がいかに楽しむかという記事を書くので興味がある方はブックマークしてほしい。
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