子供に乗馬を習わせるメリット

子供に乗馬を習わせるメリット
The following two tabs change content below.

乗馬の勧めの中の人

父親が乗馬の仕事をしていた関係で2歳から乗馬を開始。 大学では強豪と言われる馬術部に所属していた。 乗馬歴21年ほど。 インターハイ、国体、全日本に出場 初心者やこれから始める人にフォーカスを当てた記事を執筆

この記事にたどり着いたあなたは子供に乗馬を習わせようかと思っている人だろう。

筆者は幼少期(幼稚園児)から大学まで乗馬の世界で生きて来て、周囲にも同じような環境で育った友人がたくさんいる。

私の経験、友人の進路等を総合的に踏まえてこの記事を書こうと思う。

ぜひ参考にしてみて欲しい

Advertisement

大きく分けると3つのメリット

子供に乗馬を習わせる上で考えられるメリットは大きく分けて3つ

この項目ではその3つを紹介し、下の項目でそれぞれの説明をしようと思う。

・身体的成長のメリット

・精神的成長のメリット

・将来の就職的メリット

筆者が考えるメリットはこの3つである。筆者も含め、幼い頃から乗馬に慣れひたしんできた子供は挫折でもしない限り、どれかの恩恵を授かっている。

では引き続きそれぞれのメリットについて細かく書いていこう

Advertisement

身体的成長のメリット

乗馬は体幹を鍛えるスポーツの象徴だ。前後左右上下360度の方向に動く馬の上でバランスを取るだけでなく、

その馬を操ることになる。

しかも人間の動きは両手、両足、騎座(座っているお尻の力)、バランス全て別々の動きをしなければならない。

自然と体幹が鍛えられ、数年すると並みの人とは違う体幹を手に入れることになる。この体幹はバランスとも直結し、色々なスポーツに応用できる。

筆者は乗馬と並行してアイスホッケーを習ったが、氷上でのバランスが同じ素人とは格段に違い上達の速度が早かった。

またゴルフや、野球などのスウィングするスポーツでも体幹は重要視され、筆者の周囲でも乗馬を習っていて良かったという声をよく聞く。(体操など、体幹を必要とするがそれ以上に経験が重要視されるスポーツはすぐ上達するとは限らない)

また動くのは馬だが、長時間乗ることで筋持久力の効果も見られる。皆さんが考える以上に馬を操ることは体力を消耗し、運動量をほこるのだ。

Advertisement

精神的成長のメリット

馬は大変穏やかで、人間に対して好意的な動物の一種だ。慣れてくると犬のように相手を認識し、声の指示だけであらゆる動きをするようになる。

そんな馬と接することで精神的に安定するということが科学的に証明されている。

皆さんはホースセラピーという言葉をご存知だろうか?障害者の人々が体験乗馬をすることで精神的に安定し、心のゆとりを手に入れることを目的とした乗馬だ。

筆者も目の当たりにしたことは多く、それまで不安定な状態だった子供が馬と接することで優しく安定するのはよくあることだ。

Advertisement

普通の子供にとってもメリットは大きい、特に「忍耐力」に関しては非常に効果的だと筆者は考えている。

相手が生き物である乗馬は毎回乗る度に馬の様子が違う。昨日は上手くいったのに今日はダメだなどということはよくある話だ。

この日々のトレーニングを繰り返すことにより、子供は忍耐強くなり試行錯誤をよくする子供になります。

将来の就職的メリット

乗馬ほど多岐にわたって仕事につながるスポーツはないだろう。

書き出せばキリがないほどあるので一例を書き出すが、

乗馬のインストラクター、日本中央競馬会の職員、乗馬クラブ運営職員、ジョッキー、厩務員、牧場主、調教師、装蹄師、馬具屋、飼料屋・・・まだまだたくさんある。

その全てが乗馬を経験していれば目指すことが可能だ。

乗馬が必須というわけではないが、乗馬をしている事で目指し方が分かってくるのである。

一流ジョッキーなどは億単位の収入を稼ぎ出し、乗馬のインストラクターはオリンピック選手にだってなれる。調教師になってフランス凱旋門賞を目指すのも壮大な夢だろう。

一般の馬ファンがどうやってなるの?と疑問に思うような職種も乗馬をしていれば、簡単にわかる。

そんなスポーツが他にあるだろうか?

 

小さな子供に将来の仕事を決めさせてスポーツをするのはナンセンスかもしれないが、乗馬をしている事で、職業選択の幅が広がると思えばとても大きなメリットではないだろうか?

Advertisement

まとめ

子供に乗馬を習わせる際のメリットを書き出してみた。このサイトでは他にも有益な情報を記事にしている。ぜひご覧になってみてほしい。

全国の乗馬クラブを紹介するページは下の写真をクリック。次に初心者が最初に購入すべき道具一覧はその下の写真をクリック