乗馬の勧めの中の人
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先日このブログの読者さんとお会いする事があって受けた質問がこちらだ
- 新しい馬に乗るたび、できた事が出来なくなっている
その質問に対して20年以上乗馬をしてきた筆者なりの考えを書こうと思う。
同じような悩みを持っている方の支えになれば幸いだ。
なぜうまく行かない事が多いのか?
乗馬は人間と生き物(馬)が一緒にゴールを目指すスポーツだ。他のスポーツとはそこが違う。
馬は同じ調教を受けて育ってきているので多くの約束事(扶助)などは一緒だが、ちょっとした癖の違いや性格など十馬十色である。
この違いが騎乗者を悩ませるのだ。
この馬の癖は掴んだ!こっちの馬もその掴んだ技術で乗りこなそうと思うと、あれっ?となることはザラにあるのである。
乗馬上達のポイント
乗馬上達のポイントは完全に経験値だと筆者は思っている。
何頭の馬に乗りその癖を体験したか、それぞれの馬でつまずく事があってもしばらく乗れば解決する。それを5年も10年も20年も続けることにより瞬時に乗った馬を理解する事ができるようになるのだ。
これは座学で勉強する理論ではなく、自ら体験する事で体が覚える。
騎乗回数を増やす以外に覚える方法はないのだ。
また上手な人を見るのも大変重要な練習の一つであると思う。
それは馬場の中で見るだけでなく、動画など巻き戻しができる映像を見るのも効果的だろう。
youtubeなどで検索すれば山のように動画が出てくるこの時代はとてもいい時代だ。
逆に必要性を感じない事
乗馬の上達に家庭でのマシントレーニングは必要ないので買わないで欲しい。
いわゆる乗馬マシーンだ。
ほとんどの人はそんな事分かっていると思うが、全くといって良いほど効果はない。
しかし実際筆者は乗馬を始めたばかりの人がこのマシーンを買っているのを見た事がある。
その費用があるなら、一鞍でも騎乗数を増やして欲しい。
まとめ
色々な失敗をしているうちにあなたはちょっとずつ上達していることは間違いない。
しかしその失敗や経験はシンプルな範囲で経験すればよいと思っている。
それは馬に乗るか、それを見る。
本当にシンプルな話だ。その範囲内で経験したことはいずれあなたを上達へ導いてくれるだろう。
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