乗馬の勧め

夏休みを使って「乗馬ライセンス」を取得してみよう!

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乗馬の勧めの中の人

父親が乗馬の仕事をしていた関係で2歳から乗馬を開始。 大学では強豪と言われる馬術部に所属していた。 乗馬歴21年ほど。 インターハイ、国体、全日本に出場 初心者やこれから始める人にフォーカスを当てた記事を執筆

全国の乗馬クラブでは「公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会」が認定している「乗馬ライセンス」とよばれる資格を取得することが可能だ。

1級から5級まであるライセンスの中で今回は「5級」ついて説明しようと思う。

※全国に乗馬クラブを展開しているクレインを参考例に掲載させていただく。

乗馬ライセンスって何?

階級によって出来ることが変わってくるライセンスで、全国大会などに出場する際は1級程度の技量を必要とする。

今回紹介する5級はライセンスというより「何か目的があった方が、乗馬を始める時に楽しめますよね?」といった感覚に近い級だ。

筆記試験と実技試験があるので、しっかりと学ぶ姿勢で受講しないといけないという事も覚えておいてほしい。

ここではクレインのホームページに書いてある業務的な告知自体をせず

ライセンス取得ってどうなの?という観点で記事を書かせていただく。

 

年齢制限はあるのか?

やる気さえあれば何歳でも取得が可能なのが5級の特徴だ。

その理由が5級の審査内容にある。

馬へ乗り降りが出来る、手綱持ち方や馬上体操、手入れ、など基本的な事だけを

審査内容としているので、小学生でも余裕で出来る。もちろん高齢者でも同じく簡単だ。

(ちなみに筆者は幼稚園年長くらいでこれくらいは出来ていた。それくらい簡単なのである)

なぜ筆者は勧めるのか?

正直な話、5級ライセンスを取得したとしても、何にも使えない資格なのである。

「出来て当然」といえるほどの内容だ。

ではなぜ筆者は勧めるかというと

乗馬というスポーツの特徴にある。

 

乗馬は対戦スポーツと違い勝ち負けがない、ゴルフやアーチェリーなどのように的がない

水泳や陸上のようにタイムではない。

特にゴールのない日々を過ごすスポーツだ。

 

よほど馬が好きでない限り、まず継続がしにくいスポーツと思っても良いだろう。

しかし数年間乗馬を継続すると他のスポーツでは味わえない爽快感や達成感を体験することが出来る。

そこまでたどり着くのが大変なのだ。

 

そこで筆者としてはこのライセンス取得を小さなゴールとして考え、

日々の乗馬トレーニングの糧にすればよいと考えるのである。

 

小さなゴールを設定しにくい乗馬において、しっかりと級分けをされるこのライセンスは

階段を上るように上達が分かるのでお勧めなのだ。

 

夏休みにやる理由

この5級取得には3日ほどの日程を要する。

働いている場合、なかなか時間が作れない

学生の場合、夏休みの思い出作りなどという事が出来る

しかし筆者はそうではない理由から「夏休み」を推している

その理由は、夏休みになると初心者が最初に目指すべき中級者がたくさん練習をしている姿を見ることが

できるのだ。

自身がライセンス取得後どのように成長して、どれくらいの乗馬歴でどこまで成長が出来るのか

ブログを読んだり、参考書程度ではなかなかイメージがつきにくい。

 

夏休みは多くの学生などが、長時間練習している事が見れる絶好の機会だ。

インストラクターなどに「一年くらい乗馬をしたらどれくらいまで上達できるか?」聞いてみる

と良いだろう。

 

最後に

今回紹介したライセンス5級は乗馬をする上では「出来て当然」といった入門のさらに入り口

くらいのライセンスなので、必要ないという人もいるかもしれない。

しかし筆者は最初こそ、目的意識を持ち達成感を味わうことが

いずれの乗馬生活に役立つと考えている。

全国の乗馬クラブでライセンスのみの体験乗馬などを受け付けているので、

まずは問い合わせてみると良いだろう。

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