乗馬の勧め

乗馬初心者が最初に買うべき道具

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乗馬の勧めの中の人

父親が乗馬の仕事をしていた関係で2歳から乗馬を開始。 大学では強豪と言われる馬術部に所属していた。 乗馬歴21年ほど。 インターハイ、国体、全日本に出場 初心者やこれから始める人にフォーカスを当てた記事を執筆

あなたが乗馬を習い始める場合必要となる道具を紹介しようと思う。

私が始めた30年前と違って現在はインターネットで格安に道具が揃うので、とても便利だ。
今回は特に安く道具が揃う「楽天のリンク」で紹介しようと思うのでぜひ参考にしてもらいたい。


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全部必要なの?乗馬の道具は山ほどある

乗馬の道具は大きく分けて3種類のカテゴリーがあると考えて欲しい。

  1. 馬が使う道具

  2. 人が使う道具

  3. 厩舎にて使う道具

まず1の馬が使う道具だが鞍やハミ、足のプロテクターや頭絡(ハミ)など高額なものが多い。
高額な分一度買ってからはすぐに買い換える事なく、手入れして長年使うことになる。

次に2の人が使う道具だが乗馬ズボンやシャツ、グローブやヘルメット、鞭や拍車などがある。
価格的にはピンキリで今回の記事で紹介する「初心者が最初に買うべき道具」という記事では安値を紹介する。

最後に3の厩舎にて使う道具だが、一輪車や寝藁上げ用のフォーク、馬着と呼ばれる馬用服、手入れ道具(ブラシや蹄油)などがある。

結論から言うと全部揃える必要はない

必要なのは2のカテゴリーだけだ

1の道具はいずれ買うことも出てくるだろうが、初心者のうちは全く必要ない。
部活、乗馬クラブなどに必ず揃っているのでその道具を使うことになる。

3の道具は長年乗馬をしていても一度も買わない可能性がある。
こちらも乗馬の施設に揃っているもので自馬でも買わない限りほぼ買う必要がない。

もし初心者の段階で1と3の購入を勧めてくる人がいるなら、その人の話は疑って聞いてもいいだろう。
安心してこれから紹介する道具だけを揃えて欲しい。

2のカテゴリーの中で最初に揃えるべき道具

人間が使う道具の中でも必要な物と必要でない物がある。
まずは必要な物をその理由と共にリンクで紹介しようと思う。

ヘルメット

乗馬の施設には貸し出し用のヘルメットが用意されている。しかし筆者が見てきたほとんどが誰かの使い古しだ。しかもサイズが限られている事も多いので購入した方が無難だろう。

値段もピンからキリまであり、カーボン製の10万を超える物などある。しかしそのようなものは必要なく、1万円以下の商品で十分だ。

現在主流の通気性の高いヘルメット(サイズ調整ダイアル付き)

 

現在主流の通気性が高く、サイズ調整ダイアルがついたパターンのヘルメット。
子供などあっという間にサイズが合わなくなるのでこのタイプが良いだろう。
もちろん大人にも人気で楽天のレビューも見てもらいたい。

一度だけ知り合いから受けた質問で
「調整ダイアルが落馬の際ぶつかって危なくないか?」という思いを持った人もいるようだが
落馬でピンポイントにダイアルの部分をぶつける人もほぼいないと思われるので心配は無用だろう。

画像をクリックすれば商品案内ページへ飛びます

昔ながらのデザインサイズ調整不可のオールドスタイルヘルメット

 

スポーティーなデザインのものは苦手で昔ながらのデザインがお好きな方はこのヘルメットをお勧めする。
通気性に関しては劣るが調整ヘルメットとは違い内部がクッションでぴったり頭にフィットするので、安定性がとても高い。

乗馬ズボン

体験乗馬の場合はジーパンなどで十分だが、習い始めるとなると必要になるのが乗馬ズボンだ。
こちらはレンタルなどは一切なく、購入が必須となる。

価格としては初心者なら1万円前後の商品で十分だろう。
ヘルメットとの違いは2着は用意した方が無難と言う事だ。
この乗馬ズボンは内股の所に擦れ防止の当て布がしていて洗うとなかなか乾かない。

土日の二日間練習をする場合二着あった方が便利である。

オーソドックスな乗馬ズボン

 

昔から変わらないオーソドックスなデザインの乗馬ズボンだ。
ジュニアのスポーツ少年団(JRA主催)などではこのデザインを指定する場合も多く、いわゆる基本中の基本というデザインだ。

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女性に人気のデザイン性が高い乗馬ズボン

 

女性ライダーに人気の美脚効果が高く、デザインもスタイリッシュなズボン。
デザイン性が高いものは2万円前後になる事が多い中、この価格は初心者向けではないだろうか?

 

スリムタイプが苦手な方にはタック入り乗馬ズボン

 

乗馬ズボンを探しているとどれもピタッと体にフィットする商品が多いことにお気づきになられただろうか?
細くて綺麗な足の方はそれでも良いとは思うのだが、皆がそうとは限らない。

そういった時に体型を少し隠してくれるズボンがこのタック入りのものだ。
タックが入っている分お尻周りにゆとりが出来て、ぴったりフィットしない。もちろん乗りごごちも同じなのでお勧めだ。

ちなみに筆者もこのタイプを好んで履いていた。
ポケットに手を突っ込むことが容易で締め付けがない分、長時間履いていても疲れないのである。

長靴(ちょうか)

乗馬用の長靴だが、最初はゴム製長靴で十分である。

いずれ乗馬をしていると革製の長靴を持つことになるのだが、革製の長靴はほとんどの場合採寸をしてオーダーメイドで作る。
採寸は乗馬に慣れてきてからでも十分だろう。(ちなみに革製は5万以上する)

ゴム製の値段も1万円前後で十分だ。

ゴム製のメリットは乗馬のあと馬の手入れで水を使うときもそのまま出来る。

初心者はまずゴム製を買ってみよう。

 オーソドックスな昔からあるタイプの長靴

 

とりあえずこれを買っておけば問題ないだろう。

長年、ゴム長靴といったらこの商品のことを指す。ジュニアから大人まで対応している商品だ。

唯一の欠点は脱ぎ履きが難しいということがある。汗で蒸れたりすると足にぴったり張り付いて脱ぎにくくなる。

特にジュニアの頃は脱ぎ辛くて苦戦したものだ。

脱ぎ履きが苦手なジュニア向けジッパータイプ

 

私が子供の頃はなかったジッパータイプのゴム長靴が販売されている。

ジュニア用のようだが、これは便利だろう。

革製長靴はこのジップタイプの作りをしていることが多く、それにより脱ぎ履きが容易になっている。

その特徴をそのままゴム長靴にしたこの製品はジュニアの脱げないという辛さを補ってくれるだろう。

 

予想される欠点は、ジッパータイプの特徴「耐久性が悪い」ということになると思われる。

ファスナー部分の噛み合わせから駄目になることが多くこのゴム長靴もその可能性は高い。

 

買うべき道具は以上である

とりあえずこの3点が揃っていればスタートを切れる。

合計金額は3万円程度どんなスポーツより道具代が安いかもしれない。

 

もちろんこだわればいくらでも良い商品や道具はあるが、初心者ならこれで十分である。

次回は筆者が使って便利だった乗馬用ではない道具の乗馬への応用を紹介しようと思うその記事も合わせて見てほしい。

 

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