乗馬〜その魅力とは?

乗馬〜その魅力とは?
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乗馬の勧めの中の人

父親が乗馬の仕事をしていた関係で2歳から乗馬を開始。 大学では強豪と言われる馬術部に所属していた。 乗馬歴21年ほど。 インターハイ、国体、全日本に出場 初心者やこれから始める人にフォーカスを当てた記事を執筆

華麗に馬にまたがり、颯爽と駆け抜けるそんなイメージの乗馬だが他にも多くの魅力がある。この記事はその魅力について紹介しよう。

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乗馬とは何か?

一般的に乗馬とは西洋馬術のことを指す。皆さんが想像するのはヘルメットをかぶりジャケットを着て、白い乗馬ズポンを履き、颯爽と馬で駆け抜けるスポーツだろう。

間違ってはいないが、西洋馬術だけが乗馬ではない。アメリカンスタイルの乗馬「ウェスタン乗馬」やポロ競技、馬車も大きな意味では乗馬の一環である。乗馬とはつまり馬を使ったスポーツの総称であり、それぞれに魅力がある。このブログでは筆者が20年以上してきた乗馬について書こうと思う。

これから乗馬を習いたい人、競馬の世界に進みたい人のためになるよう記事を書こうと思うのでぜひ参考にしてもらいたい。

馬の魅力

乗馬を語る前にまず馬について書くことが先決だろう。

馬という動物は太古の昔より人間のパートナーとして活躍してきた唯一の動物である。その長い歴史の中で馬は人間が乗りやすいように改良され進化を遂げてきた。早く走るために特化したサラブレッド、重たいものを引っ張るために特化した馬車馬や農耕馬、愛玩としてまたショーなどを目的としたポニーなど様々だ。

馬にはそれぞれの目的の他に他の動物への優しさを持ったとても賢い一面がある。背中に乗っている人間が乗馬の実力者か初心者かなど一発で分かっているし、目の前に人間の子供がいたら優しく接する。そんな優しさと馬にまたがる非日常を味わうと乗馬の虜になってしまうのだ。

乗馬はそんな魅力的な馬を制圧してこなすスポーツではなく、一緒に何かを成し遂げるスポーツということをはじめに理解してほしい。

生涯スポーツである

乗馬はずっと続けられるスポーツということをご存知だろうか?71歳の法華津寛(ほけつひろし)氏が北京オリンピックの代表になったことはニュースでも取り上げられた。他のスポーツでは力や腕力を必要とすることが多いが、乗馬は力で馬を制するのではなく、馬を理解し、馬へ上手に指示を出すことで綺麗に走ったり障害物を飛び越えたりするのだ。この乗馬のコツさえ掴めば、何歳になっても乗馬は可能だし、先ほど書いたように馬は優しさを兼ね備えている。たとえ騎乗者が高齢でも馬はそれを理解し、またこちらが馬を理解してやればずっと楽しめるのだ。

「自分は高齢だから」と尻込みせず一度跨ってみる、馬と一歩でも歩いてみるという経験をすると私の書いていることが本当だとわかるだろう。

まとめ

乗馬のことについて少しでもわかってもらえただろうか?このブログでは筆者がよく受ける質問や私の知っていることをどんどん書いていこうと思う。

馬の魅力、乗馬の魅力はそこ知れなく、私もその全てを分かっているわけではない。しかし間違いなく言えることは馬を制するのではなく、一緒に成長するという気持ちを持つとより一層楽しくなるのだ。馬はパートナーということを是非覚えてもらいたい。

では次の記事でお会いしましょう!