乗馬の勧めの中の人
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乗馬を習ってみたいが長続きするか不安な人はぜひこの記事を読んでほしい。
筆者も20年の乗馬人生で何度も辞めたくなった事がある。しかしこの記事で書くことをきっかけに20年続いた。乗馬を始めてみようと思うほとんどの人に当てはまると思うので心配しないでチャレンジしてほしい。
辞めたくなる理由
・馬は機械ではない生き物だ。昨日出来た事が今日出来なくなる。その繰り返しをポジティブに捉えられるときは非常に楽しいものだ。(あ〜今日は上手に乗れたぞ〜などと感じるときは最高に楽しい)
しかしスランプ的状況が長続きすると人は嫌になってしまい「今日乗馬に行くのが面倒」という気持ちが芽生える。
・ほとんどの人の場合厩舎は自宅の近くではない。少し遠方にあり通う人が多いだろう。別記事にも書いたがその遠方の厩舎に朝早くから行く事が多くなる。そうすると行く事が面倒になる。
・乗馬は普段使わない筋肉を使うことになる。慣れてこればその筋肉も鍛えられ筋肉痛にはならなくなるのだが、それまではとても痛くなる。その筋肉痛を経験すると行きたくないな〜などと感じるようになってくる。
・やってみたは良いが自分には合わないと感じる
続けられるようにするためには?
・馬に乗りたくなければ乗らなければいい
乗馬の醍醐味は馬に乗らなくても楽しめるたくさんの要素が沢山あるという事だ。例えばニンジンを買って馬と戯れるだけでも楽しいし、放牧している馬の横でコーヒーを飲んでいるだけでも優雅なものだ。もともとあなたは乗馬を始める時「馬が可愛い」や「馬が好き」という気持ちで始めたはずだ。その想いが薄れない限り、馬の近くでボ〜としているだけでも楽しいものである。
・厩舎が遠い人は長期休暇の時などクラブハウスに泊まってしまえば良い。私も学生時代や社会人になってから翌朝が早ければ泊まっていた。ほとんどの厩舎は人が泊まれるくらいの仮眠室や小部屋があり、一泊二泊くらいなら余裕で泊まれる。少し荒療治かもしれないが、数日泊まると馬と一緒に早起きする生活に体が馴染むのである。
(結構荒療治ではあるが・・・)
・筋肉痛に関してこれはもう我慢するしかない。どのようなスポーツも体を動かす際普段使っていない筋肉が痛くなるのは当然だ。ここは我慢しかないのだ。
・やってみたは良いが合わない事に対する対処法は、子供の場合競馬場や地方自治体が運営する無料のポニーなどに通い興味を持つかチェックした方が良いだろう。大人の場合、乗馬クラブなどで販売されている10回騎乗チケットなどを利用して2ヶ月ほど通ってみるのも良いだろう。体験を数回継続する事で自分が乗馬を楽しめるか分かってくると思う。
まだ習ったことないがこれから始める際不安に思っている人へ
悩んでいるあなたは好きになる素質を十分に持っている。乗馬はその楽しさを紹介してくれる場所も少ない中、「馬が好き」という気持ちでこのブログにたどり着いたと思う。辞めたくなったり、辛く感じる事もあると思うが継続すればより一層楽しい時間が待っている。ぜひチャレンジしてもらいたい。
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