乗馬経験は競馬の世界で活きる!その理由を紹介!

乗馬経験は競馬の世界で活きる!その理由を紹介!

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競走馬に乗る競馬、乗馬に乗る馬術、スポーツとしてはちょっと違うものなのに競馬学校でも馬術を教え、筆者もそれは正解だと感じている。

ではどういった理由から馬術経験が競馬にとって必要なのか?本日はそのことについて記載しようと思う。

全ての基本は馬の世話から始まる

このブログで何度もお話をしている通り、馬に携わる中での基本は世話をするところから始まる。その世話とは馬房の掃除から手入れ、病気のケア、装蹄の手伝いなど多岐に渡っている。

この「馬の世話」を一番こなせるのが、乗馬である。牧場に勤めていきなり競走馬を相手にしても同じような経験ができるが、このあと書く技術という意味で乗馬の方が優っている。

武豊だろうが、デムーロだろうが昔は馬房掃除から始まっているのである。

普通の人はこれが単なる「下積み」と思うかもしれないが、筆者はそれだけではないと感じている。競馬にしろ乗馬にしろ相手は「馬」生き物なのだ。その生き物を全て知ろうと思った場合乗っているだけではあまりに時間が少なすぎる。馬房にいる時、放牧されている様子から馬というものを知り、それを技術に落とし込んでこそ意味があるのだと思っている。

乗馬経験は単に乗ることではなく、馬を全て知るということに直結している。

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騎乗の基本はしっかり座ること

競走馬に乗る場合、前傾姿勢のツーポイントという姿勢をとって騎乗し、乗馬に乗る場合はスリーポイントと言って人間の座骨をしっかりと鞍につけた状態で騎乗する。全く見た目の違う乗り方だが、馬を征する力の入れどころは同じ騎座という座りの力である。

この騎座の感覚を覚える際、乗馬のスリーポイントは非常に役立つ。騎座の感覚が掴めないままツーポイントをすると手綱だけに頼った乗り方になってしまい、結果馬の故障につながる。

また騎座がしっかりしているとキャクと言って馬に指示をだす足の力もしっかり使えるようになり、これも馬への指示に大いに重要なことだ。

このように騎座とキャクを覚える為に乗馬訓練が大切で、いきなりツーポイントばかりをした人はここが出来ないことが多い。

手綱のちょっとした握りの感覚が重要

馬との交信で一番敏感に動かす場所は手綱だ。その手綱は文章では伝えづらいが、軽い握りの強弱から大きく引っ張るまで様々だ。基本的に馬と人間の間にある手綱は弛みなく張っているその手綱を使った伝達は繊細で、ほんの少しの力加減で馬の口角に伝わる。乗馬はこの手綱の微妙な感覚をとてもたくさん練習し習得する。

それが競馬にも生かされるのだ。

いつまでも強く引っ張ってばかりいると、馬がイライラしてくるか、口が馬鹿になるという状態のコントロール不能になる。

また馬は強い引っ張りから逃げようと頭を下方向へ巻き込み、ハミを外し始める。そうなると空の状態になって手綱の操作伝達がうまくいかなくなる。

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まとめ 

ここまで読んでいただき本当にありがたいと思っている。それは騎座と手綱の話に関しては文章で伝えることがとても難しく、読んでいても理解しにくいと筆者は思っているからだ。

その理由からこのブログでは技術指導をほどほどにしようと思っているのだが、どうしても今回の話はお伝えしたかった。

私の周りでも乗馬と競馬の関係性についてはよく議論され、必要と強く感じている人から、さほど必要ではないと考えている人まで様々だ。

私は必要と考えている側の人間で、上記3点がその考えの中心になっている。

その他にも挙げればきりがないほど、乗馬をやっていて良かったと感じることはあるのだがそれはまた違う機会にお話しさせていただこうと思う。

この記事がこれから競馬の世界を目指す人にとって有益になれば幸いと思い、この記事を締めさせてもらおうと思う。

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